ボテキン節気綴り

08小満 ← 09芒種 → 10夏至

芒種とは穀物類の種を撒く意、とされていますが、現代では田植えは多くは5月に行われます。
しかも田植えでは既に苗となっているわけで・・・

そこで自流の解釈ではありますが、芒とは穀物の中でも麦の穂の先の尖ったところを指しており、
麦刈りを終える頃でもあるので、麦の収穫のことをいっているのではないかと思いました。
梅の実と氷砂糖と梅酒用の瓶、梅干し用の赤紫蘇の葉が店頭に並ぶ頃となりました・・・
今週はいよいよ全国で梅雨入りです。

旧暦と、月の暦で暮らそう。

※掲載の俳句は改訂版ホトトギス季寄せ 稲畑汀子編より
俳号 十字雀(むしもちすずめ)除く

「ボテキン節気綴り」09芒種 2018.6.06発行
制作/高森春恵




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