Vol.26 新年の辻占菓子

↓創業嘉永二年(1849年)諸江屋本店

↓諸江屋併設の資料館「らくがん文庫」



献上菓子の資料などが展示されています。


干菓子を作るからくり人形(左)と、馬の置物(右)。
なぜ馬が関係あるのかというと、美味し(うまし)菓子、の語呂で昔から馬がシンボルで伝わっているのだとか。

※かわら版文中の宝船の絵は、諸江屋さんの菓子文庫(箱入り迎春菓子)の掛け紙です。

編集後記
金沢を二日間歩き回って、卸し商品の重複と思われる品を除き、9種類の辻占を集めました。
まだまだこの他にも、探しきれなかった辻占があると思います。
12月の金沢は、本格的な冬支度と迎春準備で活気があるように感じました。
らくがん文庫のガレージに、価格ごとに仕分けされた柳の枝が山積みになっていました。
正月の繭玉を飾るための枝を販売するのでしょう。
それと初めて知ったのですが、金沢では鏡餅が紅白なんです。下が白で上が赤、とても華やかです。
加賀百万石の芸術文化の奥の深さ、とても興味深くますます金沢にはまりそうです。

諸江屋
森八
和菓子の老舗 中島
御菓子司 むらもと
越原甘清堂
兼六園本舗 高砂屋
加賀菓子処 御朱印
山道製菓所 富山県南砺市福光104-3
浜原製菓(浜原菓子店) 石川県小松市須天町1-6

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「ボテキンパラダイスかわら版」
Vol.26 2012.1.1発行
制作/高森春恵
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