14 岩槻の姉様(埼玉県)

さて、群馬からいよいよ首都圏へ移動
雛人形の町、岩槻の姉様です
↓お手本にしたのはこちら

日本郷土人形研究会『姉様』岩槻の姉様

埼玉など東京近郊県では東京風の姉様が多く流入したと思われ、区別が困難です
研究会が図録に掲載する際、岩槻で見つけた人形を埼玉の姉様として代表で載せたのだと思います
雛人形の町らしい出来栄えで、首人形的なところもありますが、衣装の着せ方が姉様です
姉様としては異色ですが、レトロな雰囲気に癒されます

作るのは難航

やはり、きちんと作るには木型を作って型押ししないときれいに作れません
顔の凹凸も付けすぎると練りものに見えないし・・・
つるんとした感じが良く出ません・・・この辺りが限界です

見本にはありませんが、こどもの姉様の頭が淋しいのでリボンを付けてあげました
付けるとしたら、絶対こんなふうにリボンを付けただろうな、と想像しながら・・・

↓岩槻の「時の鐘」
寛文11年(1671年)岩槻城の鐘楼を岩槻城主が阿部正春が渋江口に設置
享保5年(1720年)の改修以来、現在まで毎日6:00、正午、18:00の計3回鐘を鳴らし続けている
※画像出典:さいたま観光国際協会

↓岩槻名物「時の鐘最中」

鐘の鳴る町に住みたいなぁ
実家は、朝晩お寺の鐘や教会の鐘が数種鳴り響くところで風情がありました

2020.04.20

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