25 江戸あねさま・芸者<芸妓島田・つぶし島田>(東京)


正統派の江戸あねさま
やはり江戸あねさまは、姉様界の頂点に立つ完成度
江戸あねさまの特徴は何といっても、身分・職業・年齢などで細かく別れていた江戸ファッションを忠実に表現していることです
芸者か町娘か分からないようなあねさまは、江戸あねさまとは言えないというのが心情です

今回の江戸あねさまは、粋な深川芸者です!

↓私の一番好きな、粋でかっこいい年増系のあねさまです

   

髪型は芸妓島田。高島田のように髷の根に丈長を巻かない地味系仕上げ。
華美には装わず余計なものは排除して、引き算の美学のセンスで作る江戸っ子スタイルが心情。
帯は柳結び(関東の芸者スタイル)、前帯は斜めにずらして粋に巻きます。
島田髷は難しく、私はまだまだ修行が必要です・・・
手作りの稲穂は、フラワー材料の極小ペップを利用。

  

  

↓お座敷のない時の普段着スタイル
髪型はつぶし島田。真ん中が潰れて見えるのでこの名があります。
芸妓島田より、少しリラックスした雰囲気。
雪花文様の着物に角だし帯、銀のうちわかんざしと、小さな瓢箪の前挿しで涼しげに決めます
姐さん愛用の三味線も全て紙で手作りしました
「猪木で〜サッサ〜、ゆくぅ〜の〜は〜深川通い♪」

   

   

江戸あねさまには、他にも、武家、町人、年齢もさまざまな髪型が無数にあります
シンプルな丸髷、伝法肌の玄人ふうの結い方、格調高い武家ふうなど、どれも素敵で捨てがたいものばかりです
次回もお楽しみに!

参考
※マコー社 武藤江戸あねさま
※ 「日本結髪278種」廣瀬辰五郎著

2020.08.01

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