見上げれば何時もそこには空がある。
昼も夜も雨の日も風の日も、いつもいつもその場所に空はある。
あまりにも自然に空があるものだから我々は、
空があることに対して相当「無頓着」になってしまっている。
もし仮に、空が無かったら我々は存在しないし、我々の街も存在しない。
そんな空をもう少し生活の中に意識すべきではないか?
空の歴史が始まって以来刻々とその姿を変え続けて
一日一秒たりとも同じ表情を見せることは無い、実に不思議な「空」。
刻々と新しい顔を見せる空を身近に感じながら
日々の暮らしを組み立てていくとすれば
それは、ドラマティックでわくわくするものだ。

ワークショップリーダー/エンドウキヨシ

空のある街」は「みんながホッとする街づくり」がテーマの美術制作を中心としたワークショップ。
2004年から2011年、夏休みに埼玉県越谷市で開催されました。
大人も子供も一緒になってダイナミックでスケールの大きな展示を行いました。

主催:財団法人越谷コミュニティセンター
ワークショップリーダー:木土水 エンドウキヨシ

*空のある街の記録*

2004年8月 空のある街1「電信柱のある街」

2005年8月 空のある街2「消火器小屋を作ろう」

2006年8月 空のある街3「へんてこ屋根とはっちゃんの広場」

2007年8月 空のある街4「藍色の街」

2008年8月 空のある街5「オベント森のオベント小屋」

2009年11月 空のある街6「さざなみプランターを作ろう」

2010年8月 空のある街7「ヘンテコ長屋とヘンテコ住人たち」

2011年8月 空のある街8「すきなもの箱とふしぎ街」