Vol.40 檜枝岐歌舞伎

撮影日:2012.9.1

編集後記

2012年9月1日、残暑厳しい空の元、
檜枝岐村で19:00から開催される「歌舞伎の夕べ」に向けて出発しました。
道中「道の駅」の上空。もくもくした雲がいっぱいでした。


現地に着いて18:00頃。舞台のある鎮守神参道はカラフルなのぼりが立てられ、歌舞伎ムードで盛り上がります。

   

檜枝岐の舞台に続々と集まる観客。幕が上がるとまず、舞踊「寿式三番叟」が始まります。
舞台を清める意味合いがあり、踊りの中に御神酒で舞台を清める所作が折り込まれています。
小さな舞台ですがとても存在感があります。

千葉之家花駒座の終演挨拶。
江戸時代より代々檜枝岐歌舞伎を伝承し、大正時代に花駒座という正式名称が出来ました。
それより以前は、特に決まった名称は用いずに上演していたそうです。
現在は19代目の座長が一座を率いています。
素人芝居と侮る無かれ。全員がプロの劇団員です。
後見役を使わずに、一人での衣装早変わりを五回もやってのける歌舞伎役者です。

可愛らしい「お君(きみ)」役の子が、舞台端で帰り客を見送ります。
実は男の子!

尾瀬檜枝岐温泉観光案内所 http://www.oze-info.jp/

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「ボテキンパラダイスかわら版」
Vol.40 2012.9.15発行
制作/高森春恵
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