Vol.19 東海道丸子宿・吐月峰柴屋寺
柴屋寺に伝わる宗長の歌
竹は京都嵯峨より宗長法師の移植せしものにて其の時の句に
「幾若葉 はやしはしめの園の竹」
「山桜おもふ色添ふ霞かな」
丸子富士
「かぎりなきとしやは暮す不死の雪」
永正九年二月山畑に宇治の茶の実をもち来たりて植うるとて
「山しろの宇治のかほりに堪えがたし」
「種をまきおく柴の山畑」
柴屋軒宗長(さいおくけんそうちょう)
文安5年〜天文元年(1448年〜1532年)室町時代後期の連歌師。
*
撮影:2011.7.25
参考文献:wikipedia、『東海道・木曾街道 広重二大街道浮世絵展』図録
浮世絵写真:『東海道・木曾街道 広重二大街道浮世絵展』図録より
天柱山吐月峰柴屋寺:静岡県駿河区丸子3316
「ボテキンパラダイスかわら版」
Vol.19 2011.9.17発行
制作/高森春恵
このHP上のイラスト・文章等の無断での使用を禁じます
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.