43 雛祭り特別編 薩摩の紙雛(鹿児島県)

日本の小さな姉様たちでは「雛祭り特別編」シリーズをお届けします
古代の雛人形はとても質素な紙製でした
形も、人形と言うよりは<かたしろ>のようなものでした
人のけがれを移して川に流し、災厄を祓ったりしたのが始まりです
現在主流の座った雛人形ではなく、立った姿の立ちびなでした
これは姉様の出発点とも言える形です
姉様と雛人形は区別されていますが、そのルーツは関係ないものとは言い切れません
いにしえの「ひな」の形状から、姉様の創始を彷彿させるものをピックアップして辿って行きたいと思います

薩摩地方に伝わる「薩摩糸びな」と呼ばれるお雛様です
鹿児島県を代表する工芸品として復活しました
いろいろな形のバリエーションがあるようです
42の薩摩糸雛のような長方形の幅広着物の糸雛のほかにこんなタイプも

↓「薩摩糸びな」資料

画像出展 左:大阪府立図書館 人魚洞文庫 川崎巨泉画より
右:古いオークションの画像より(出展元不明)


髪に五色の糸を加えたもの、黒髪などのものがあります

 

髪の糸を黒くするだけでちょっとリアルな雰囲気になります
右の黒髪のお雛様はスガ糸のように見えます
私はスガ糸の変わりに少量の人形用ヘアを使ってみました

普通のひな飾りにこんな郷土雛が飾られていたらカッコイイですね

2021.04.01

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