108　千葉の姉様（千葉県）4周年記念特集

「日本の小さな姉様たち」4周年を迎えました！！

4年間やってたんですね〜もうそんなに経つんですね・・・時の流れは早いものです
第一話は、2019年11月1日でした

4周年を記念して、11月度は地元である千葉の姉様をご紹介します
新たに見つかった姉様です

↓古本より千葉の姉様を見つけました
『房総の郷土玩具』石井車偶庵　相場野歩著（昭和51年　土筆社発行）より

千葉の姉様、松戸の姉様、保田の姉様、勝浦の姉様、房州の姉様

この他に、茂原の姉様、江見の姉様、木更津の姉様の記述がありました

木更津の姉様は江戸姉様を全くそのまま引き継いだデザインなので、割愛しました
茂原の姉様、江見の姉様は残念ながら画像がありませんでしたので割愛しました

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↓日本郷土人形研究会『姉様』千葉の姉様より

写真左：千葉の姉様（17cm）、中央：千葉の姉様（21cm）、右：安房の姉様（19cm）

▲真ん中のものは上記の白黒写真の松戸の姉様と同じです（戦前の市販品・・・売り物だったんですね）

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↓龍野市立歴史文化資料館『郷土玩具への想い』
駒井コレクション受贈展の図録より（2003年発行）
（日本画家である駒井虚峰氏の郷土玩具コレクションを遺族から寄贈され、その展示をした時のもの）

姉様も多数掲載されており、千葉の姉様がありました
作りは上の写真左・千葉の姉様と同じスタイルですが、顔が違います

顔のゴム印は、ちょっと可愛らしくなったようです　

不思議な、夢見るようなメルヘンな表情

後ろから見ると、東京の姉様そっくりですね

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↓松戸の姉様、顔はあまり理可愛くない・・・
（市販品というが、何故こうなってしまったのだろう・・・？）

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↓保田の姉様は、福岡の白姉様の作り方に似ています
千代紙も本格的なもの
大きな髷と、右はハイカラさんのようなポニーテール

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↓予想外におしゃれな雰囲気になった、安房（房州）の姉様

海女さん？ぽっちゃりさんとのっぽさんのコンビ
ぽっちゃりさんは、顔紙を貼り付けて首元をそのままの幅にしているので、結果ぽっちゃりさんになっています
もう一人は、不鮮明な画像で細かいところまでは分かりませんが、顔紙を横方向に巻き付けている様子
浴衣風の着付け、無造作なまとめ髪などが、粋でかっこいですね

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11月は、4周年記念特集を2シリーズお届けします！！
私の地元千葉県で、見つかった姉様の続編です
お楽しみに

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※参考資料


日本郷土人形研究会 『姉様』
龍野市立歴史文化資料館『郷土玩具への想い』
房総の郷土玩具　石井車偶庵・相場野歩

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2023.11.01

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