21 針姉様(東京)
江戸あねさまの一つに針姉様というのがあります
針のように小さいから針姉様、はたまた布団針で紙のしぼを作るから針姉様というのか?
以前、武藤江戸あねさまのワークショップに参加した時に針姉様を見せてもらいましたが、とにかく小さかったです
カラーブックス「あねさま人形」エキグチクニオ著『針姉さん』を参考にチャレンジしてみました
仕上がりサイズの表記がないので実際の正しいサイズは分からないのですが、型紙通りに作って出来上がったら約5.5cmになりました
寸にしてみたらちょうど1寸5分できりがよいので、1寸5分姉様とでも呼ぶことにします
作り方は通常サイズの姉様と同じプロセス
写真の定規は鯨尺(和裁用)です
何でも小さく作るのが好きな江戸っ子ならではの発想ですね
私もミニチュアは嫌いではありませんが・・・
眼鏡を外して寄り目になりながら、ピンセットと竹串の先で四苦八苦。これ以上小さく作るのは私にはムリそう
↓中央は金沢の毛針屋さん、目細針のミニ再訪セットです(外寸5.2cm×6cm)
小さな端切れが増えたらまた作ろうかなぁ・・・いやいや、しばらくはいい
2020.06.01
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