91 八幡浜の姉様(愛媛県)
※右上端の風景画像 八幡浜大島ポータルサイト出展
日本の小さな姉様たちは、四国を巡回中
愛媛県八幡浜市の姉様です
四国の西の玄関口と呼ばれる、海の幸があふれる自然豊かなところ
日本地図で言ったら、四国の左端のとんがっている辺り、とでもいったら分かりやすいのでしょうか
※参考画像 えひめシーフードサービス(株)
ここまで来ると未知の土地です・・・
ネットで色々調べてみると、とーってもいいところです
自然も豊かで、しかも昔から栄えた都市だったのであちこちに歴史的文化遺産があります
↓見本にした八幡浜の姉様です
日本郷土人形研究会『姉様』より
鼻がぼーん!と大きいっす!
左右で姉様の表情はちっと違いますが、同じ作者のようです
作者の名前が分かっています 八幡浜市朝汐橋下(戦前の住所)在住の前野マサさん
詳細は不明です
これだけ見ると正直上手いのか、下手なのか?分かりません・・・
↓こちらは大阪の郷土玩具コレクター岸茂丸氏の旧蔵品
オークションで放出されたもの
こちらを見ると、上の見本と同じ手法ですが、何ともいえない表情をしています
やはり、上手なのかも知れない・・・
※画像出展(上記4点) オークション画像 tutibinayaさん
その時によって大きさがまちまちだったというので、
あまり気にせず、気分によってどんどん作っていったのかも知れません
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八幡浜といえば、「座敷びな」が有名
真穴地区(まあな)の合意か絢爛座敷びな
「真穴地区の雛(ひな)様(さま)建(た)て」
(地元ではこう呼ばれています)
最大の特色は棟梁性で、棟梁とは雛様建てに際してすべての責任者で、総指揮者のことを言う
特別な資格や免許があるわけではなく、
雛祭りが盛んになり始めた江戸末期から大正時代までは、
当家(初雛を建てる家)の父親や祖父母がまとめ役となって務めた。
親戚縁者が数日から一週間かけて八~十四畳の座敷に小庭園を造り、雛人形を配して作成する。
(※参考 まあなの座敷びな)
※画像出展 八幡市観光物産情報サイト
何かすごいですね〜大規模です!座敷びなにかけるこの情熱がすごい
これは一度見てみたいものです
*
競うようにどんどん豪華になっていった座敷びなの歴史
それとは正反対に、慎ましく気持ちのおもむくままに手を動かし作られた姉様が八幡浜の姉様にち違いありません
四国は姉様の宝庫!魅力的なご当地姉様がいっぱいあります
引き続き愛媛県の姉様をお楽しみに!
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※参考資料
日本郷土人形研究会
八幡浜市観光情報サイト
八幡浜大島観光情報サイト
まあなの座敷びな
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2023.02.15
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