97 小倉の姉様(福岡県)
いよいよ九州に上陸しました!
九州には素敵な姉様がたくさんあります
まずは、九州の最北端、北九州市から出発です!
「レトロ門司港」の夜景など、素敵な観光スポットが多い北九州市
小倉の姉様をご紹介します
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↓小倉の姉様 見本1
写真左25.5cm、右19.5cm、左の姉様は大きな姉様です
※画像出典 日本郷土土人形研究会
戦前の姉様で、坂井小間物店で売られていたという記述があります
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↓小倉の姉様 見本2
※画像出典 龍野市立歴史民俗資料館『郷土玩具への想い』
衣裳は映画のポスターや包装紙などで作られています
文字部分を上手く使って柄のように見せています
顔立ちがはっきりして可愛らしい印象の姉さまです
ピンクの頬紅が彩りを添えています
髪型や飾りも凝っています
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↓小倉の姉様 見本3
ハンドクラフトシリーズ『姉さま人形』 でエキグチクニオ氏が復刻した小倉の姉様
顔の大きい姉さまなので、髪のボリュームを持たせており、
姉さま全体が大きいので、ごつい感じにならないよう優しい柄にしたとのこと
※画像出典 ハンドクラフトシリーズ『姉さま人形』
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↓役者4人揃い踏み
姉さま劇場『小倉柳の恋物語』
ちょい悪イケメンの友吉と芸者おしまは、長年の馴染みの恋仲
しかし友吉は、近所に越してきた可憐な娘おすずに一目惚れしてしまい、すっかり夢中に
しまいにはメオト約束の軽口まで叩いて、おすずを何とか手に入れようとする
おしまは、そんな友吉に対してクールな態度で振る舞っている
マジメで純情なおすずは、おしまを差し置いて友吉と夫婦にはなれないと考え、
おすずはおしまに自分の気持ちを打ち明け、話し合おうと、
ある三日月の夜、柳の木のほとりに勇気を出しておしまを呼び出した
おしまは、おすずの一途ないじらしさに、心を打たれた
しかし女心に、腐れ縁ながら惚れた男を簡単に手放したくはないという複雑な心境
そんなとき、友吉は悪仲間に騙され、盗みの下手人にされてしまう
追っ手がかかり、逃げている最中に手傷を負ってしまった
ちょうど二人がいる柳の木の下を通りかかり・・・以上!!
妄想でした〜
左から おすず、おみつ(おすずの妹)、芸者 おしま、友吉(ともきち)
役者をさせたいような4人なのでした〜
いよいよ九州の姉様巡りが始まります
九州には(にも!)個性的で素晴らしい姉様がたくさんあります
お楽しみに!
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※参考資料
日本郷土人形研究会
龍野市立歴史文化資料館
ハンドクラフトシリーズ『姉さま』
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2023.05.15
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